会報 第1号(平成30年12月発行)

政治に偽りは許されないことは、いまさら言うまでもない。偽りでない「正直でまっとうな政治」を熱望する我々は、「団結して騙されないようにしなければ、まちの将来は危うい」と考え行動を開始します。

いま、国内外を問わず政治の世界は、フェイクニュース(偽り)情報を故意に操る政治家が多い。本町の先の町長選でも、ある候補者は目に余るものがあった。この手法は有権者の判断を狂わすもので、許しがたい。

しかし、本町は議会の情報発信は充分でなく「町を理解し納得できる正しい情報」が不足していると考え、町政、特に町長の言動や議会の活動を注視し「偽りでない正直でまっとう」な情報にまとめ、皆さんにお届けすることにしました。第一回目は、先の町長選挙前後の主な出来事と、6月議会までをまとめてお届けします。

マニフェストも発言も虚偽か?

道の駅建設費は40億円の根拠はないよ! 偽りだよ!

だからお金がないから、あれもこれもできないよ!

東郷町は全国で1700余ある自治体の中で日本共産党が与党の39番目の自治体だよ。(*共産党のHP https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/locoal.html

私の与党は日本共産党と立憲民主党だよ。自民党は野党だよ!

1.道の駅の建設費40億円は、私のかってな試算か?

 井俣憲治町長は、6月議会で「道の駅建設費40億円は推測で根拠はない」と偽りだったと明言した。このことは、その40億円を財源にした、タクシーチケットの配布や給食費半額、土・日・祝日保育などの公約が出来ないことになる。にもかかわらず、本人の陳謝や反省の弁は一言もない。有権者を騙すつもりなのか?

2.立憲民主党・日本共産党なのに自民党員か?

 同じく6月議会で、所属政党はと質問され「自分はみなし継続の自民党員だ」と答弁。自民党に確認すると「みなし継続党員などはない」とのこと。勝手に自称してごまかしているのである。彼は、立憲民主党の推薦と日本共産党の支援で、自民党推薦候補と選挙を戦ったのだ。自民党の対立政党であるはずなのに、これらの事を自民党東郷支部は何の発表もしていない。

3.「道の駅」の完全見直しは中止ではないのか?

 選挙直前の「井俣憲治後援会会報」見出しには、「道の駅」完全見直し!!と大きく書いてある。そして建設費の40億円で、アレもコレもやると書いてある。にもかかわらず、当選後「道の駅は中止と言っていない」その必要性を再検討するとトーンダウンして、現在タウンミーティングで町民の意見を求めている。
 仮に必要となっても「国道沿いの道の駅は、国交省の専決事業であり、今回の見直しで国と県の信頼をなくした、建設の可能性は限りなく低い」との説明はしていない。政治の信用、信頼の仕組みを理解しているのか?


先の「町長選挙」で井俣町長サイドは 「道の駅に40億円」の「根拠のない40億円、まぎらわしい宣伝」をした…

「道の駅」をやめて、推定40億円を町民のために使えば、介護保険の負担を軽くし、全ての小中学校にエアコンを設置することができます。推定40億以上は、町財政を圧迫し、「借金」はさけられません。

「根拠のない40億円、できもしない施策情報を報じるとは無責任極まりない」…

 一般国道153号の「道の駅」は交通安全のため、国土交通省が道路交通状況や地域の特性などを考慮して必要と認めた場合に設置されます。

 「道の駅」の大きさは道路交通量の多さに対応して「駐車場・トイレ・展示施設」など必要なものが、道路管理者である国土交通省の費用で行われます。

 東海地震・東南海地震の災害発生時には「道の駅」は災害救助の拠点施設としてその役割が重要であります。

 一般的に「道の駅」は地元の活性化や地域の発展のため、市町村の要望により、特産物の販売所や飲食店など商業施設が、付帯施設として、「道の駅」と一体的に作られる。その場合、付帯施設の費用は当事者の市町村の負担となります。

 「道の駅」と併設する特産物販売所や飲食店など商業施設建設の町の費用負担が、40億円(推定)かかると報じているが、東郷町の負担40億円とは常識外に高すぎる、暫定がいいかげんで理解できない。

 町長選挙時点では、道の駅検討委員会の基本計画が決まっていない段階で、何を根拠に40億円を算定したのか、積算内容の項目別の内訳資料等の情報公開を要求する。

6月議会の井俣町長・所信表明

「道の駅建設について」…現在、私たちの東郷町において「道の駅」の建設が本当に皆様方にとって有用であるのか、また、時代の変化に対応 したものであるか考慮した場合、私はその建設の優先順位は極めて低いものと考えております。

8月広報・「道の駅」建設構想を、一から完全見直しいたします。

 まずは、道の駅建設にかかる総事業費はいくらかなどの調査結果とともに、皆様からお届けいただいた声などを広く公表させていただきます。

 町民の皆様の思いを第一に「道の駅」が本町の未来のために本当に必要な施設であるか否かを決定する。 井俣町長の「道の駅建設について」の所信表明は、国道の道路施設について権限・責任がない立場での発言は論外であり、的外れであります。

議会だより (8月発行) 道の駅建設・完全見直し

選挙ビラ・40億円の税金を町民のために「高齢者に優しく、暮らしに優しく、子育て世代に優しく」の施策を打ち出している。

1.加藤達夫議員の質疑応答

質問: 「税金40億円の道の駅完全見直し」と否定された真意と算出根拠を問う。

回答: 金額提示は議論を分かり易くする手段であり、根拠は「藤川宿」を参考にした。大げさな数字ではない。

推定の根拠にした「藤川宿」の参考資料と当駅の規模と推定別の項目の算定内訳書の情報開示を要求します。

2.近藤鑛治議員の質疑応答

質問: 「道の駅40億円も」とビラを配布すれば、そうだ、と町民は思うのが当然ではないか。

回答: 私自身が近隣市を参考に試算して創った。

根拠にした近隣市の参考資料と試算内訳書の情報開示を要求します。

3.加藤啓二議員の質疑応答

質問: 今年3月に出来る予定の「道の駅基本計画」が6月末に策定されるとあった。道の駅の概要計画,総概算費用を伺いたい。

回答: 経済建設部長・現段階では基本計画、概算費用ともに各関係機関との調整を中断している状況で示すことができない。

「道の駅」基本計画、概算費用の取り纏めを中断して、計画内容を示すことができないと経済建設部長は回答しているが、町長は示すと公表し ている。この違いは重大な問題である。情報開示するのかしないのか、明確にして貰いたい。

議会だより (11月発行)

4.若松孝行議員の質疑応答

質問: タウンミーティング開催の前に「道の駅」の情報開示を行うと言っていたが、どのような予定か。

回答: 情報の開示については、HP等で広く伝える予定で、内容については事業を打ち出した背景と経緯、その他「道の駅」の導入、施設、規模、配置計画、概算事業費等についての概要をお知らせする予定。

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