会報 第3号

 井俣町政が一年を迎えようとしている。新しい町政運営に注目が集まっていますが、議員時代から何かと疑義を問う話題が多かった。これまでの井俣町長の政治活動の経緯を批評する心ある人たちが、今、町政のゆくえに心配の声を上げ始めています。

 主な疑惑事実について、第2号までにお知らせしましたので、今回は井俣町長の行動規範に関し、町民の声を集めつつ客観的に見た事実を発信します。

 先ず、最近話題の行動経済学者のダン・アリエリー教授の学説 、「ずるとごまかしなどの不正行為」 は細菌のようなもので、人から人へと感染し「ずるとごまかし」が世に蔓延する。恐ろしいのは「誰かのずるとごまかし」を目にするたびに、自分たちの道徳心もすり減ってゆく」 という弊害が問題なのである。故に、施政者の「ずるとごまかし」は看過してはならない。

法律を守る意識が低いのではないか

町長選挙活動会計報告書はデタラメか。

井俣憲治選挙運動費用収支報告書
井俣憲治選挙運動費用収支報告書
  1. 一般寄付関係の記載がない。
  2. 事務所費の記載がない。

※公職選挙法では会計報告は全ての収支を報告するものとされている。

 当然、労務費・事務所費など支援者から無償提供も時価に換算し寄付として報告しなければならない。明らかに記載なし、井俣町長の違反を選挙管理委員会は、何故チェックし、指摘しないのか。

ウソが多く、自分の非を認めないようだ

町長選挙時のマニフェストはウソとゴマカシか

選挙運動時に配られたビラ
選挙運動時に配られたビラ
  1. 道の駅は、町当局が国土交通省や愛知県に陳情折衝しつつ、検討委員会をもって規模・建設方式を検討中で決まっていないにも拘わらず、自分勝手に仮の建設費40億円を打ち上げて道の駅建設反対を表明し、これを選挙民に本当のように宣伝した。
  2. 有りもしない財源40億円で、高齢者に優しく、子育てに優しい、暮らしに優しくなど福祉厚生政策を掲げて公約しているが、敢えて対策なく実行すればその財源はなく、無謀な借金をするのか、財政上重大な問題である。これは公約違反ではないのか。

信義に欠ける行動が多い

ららぽーと建設起工式で地鎮祭後に途中退席した。

 ららぽーとは町の総合計画でセントラル開発の中心核に位置づけ、傍示本区関係者が東郷中央土地区画整理組合の設立をもって事業の推進に尽力を重ねられて、本起工式を迎えられたものである。

 この起工式の最中に途中退席するとは、大変失礼なことで、井俣町長はセントラル開発事業が東郷町の未来発展の街づくりに重要な役割をなす事業であることを認識しているのか、町長としての行政手腕を疑わざるを得ない。

町民の生命財産を守るべき立場の町長が問われる無様な危機管理意識か。

 平成30年11月22日(木)、平日であるにも拘わらず「東郷町長いまたけんじ高山日帰り旅行」が行われた。町長職は常勤の特別職である。新副町長は欠員で不在であることを承知しながら、平日の勤務日において、プライベートな後援会の日帰り旅行を行うとは、いつ起きるか分からない、近々発生が危惧されている東海・東南海地震の大規模な災害が起きた際に、緊急救助復旧の対策本部長の任に当たらなければならない、町の最高責任者として、その危機管理の無様な自覚が問われる。

国・県・近隣市町・関係団体との政治・行政上の信頼関係は大丈夫か。

  1. 平成30年6月第19回JAあいち尾東農業協同組合の総代会の開催。「町長欠席」
  2. 平成30年10月大村秀章県知事の県政報告会の開催。「町長欠席」
  3. 平成31年1月大村ひであき県知事候補が街頭演説で東郷町に来訪時。「町長欠席」

 本町の明るい未来の町づくりに、県当局・近隣市町・関係団体と結びつきや折衝を高めることが重要なことは当然です。これを井俣町長が欠席・不参加は如何なる存念なのか、近隣の市長・議長・議員の出席参加の活動を見るにつけ、本町が孤立し未来が危ぶまれることが、思いやられる。

役場の正面の公共駐車場に町長が通勤マイカーを、常駐し町民の利用を妨害して平気なのか

 税金を納める町民が、確定申告など用件があって来場、駐車場が何時も大混乱している時に町長が通勤マイカ―を常駐するとは如何なるものか。
 役場正面の公共駐車場は役場へ用務来場者(町民)の駐車専用であり、町長の指定駐車場は別に中庭にある。役場施設の管理者である町長が規律を守らないでどうするのか。

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